ちょっと前にはてなブログのお題で「私がブログを書く理由」みたいなのあったじゃないですか?
その時は書く理由はよくわからなかったし今もわかってないんだけど。
読む理由は何となくわかっている。
たぶん許されたいからなんだと思う。
いや悪いことして許してほしいとかじゃなくて。
存在してもいいとかこんな生き方でもいいっていう肯定感の気持ち。
ブログをよく読むようになったのはいつだったかは覚えていない。
たぶん好きなゲームの攻略記事とかアニメの感想日記がメインだったと思う。
今でもそういうジャンルもよく読むけど、ここ数年は日記やセミリタイアとか生き方や生活を書いているものをよく読むようになった。
内容的にはかなりしっかり情報を整理して書かれている方のものもあれば、ホントに日常の取り止めのない日記だったりするんだけど、そこに生きてる人を感じられるものが好き。
私の家庭は両親ともに優秀で兄弟も優秀だった。
ちゃんと勉強して国立大学でて就職して、そうすればいい生活ができるとは言わなかったけどそれは最低限できないといけないという感じだった。
いやたぶん親としては好きなことをすればいいと思っていたし尊重もしてくれてた。
ただ私がうまくできなかっただけなんだと思う。
何とか国立大学を出て、地元ではそれなりに規模の大きい会社に就職はしたけども、またそこでも成長していかないといけないわけで。
人生の中でずっと環境についていけていないな、周りより劣っているなと感じてきた。
自分はこんなこともできないという思いが拭えなかった。
ブログには色んな人の生き方が載っている。
それはホントか嘘かわからない内容だけれども、自分とは違う生き方をしている人がいる。
自分の人生では否定してきた生き方をして、幸せそうに生きている人がたくさんいる。
自己肯定感が低く、価値観が凝り固まった私を変えてくれる生き方がそこにある。
許された気がする。
結局は自分が勝手に思い込んでるだけで生き方は他にもある。
まだ全部は受け入れていないけれど。
ブログを書く理由があるとすれば、そんな迷い変化していく自分を残しておきたいからかもしれない。